旅の思い出
酒を飲むと私の執筆活動は始まる……
旅と酒の因果関係は深い。
と私は思う。
訪れた先にはそこに根付く酒造りがある。
今は行けないが、
そこの酒を飲むことで旅の気分にも浸れる
というのは酒の魅力のひとつだ。
言わずと知れた日本酒どころ
米の故郷、新潟。
関東から向かうと始めに出迎えてくれる町
「湯沢」
スキーを嗜む私にとっては馴染みの町だ。
そして尊敬する川端先生の名作を思い浮かべる方も多いだろう。
そんな思いにふけりながら、
冷やしておいた瓶を取り出した。
高千代はもはや全国レベルのマンモスブランドとなってしまったが、
このラベルはなかなか見ない。
plus19
とは日本酒度+19を現しているようだ。
芳醇な米の香りと甘味。
冷やしてるのにここまでのコク深い後味とは…!
後味はキリッと爽快に抜けていく。
おちょこ一杯でも満足感は高い。
4合瓶で1,000円前後だったが、
これは
見つけ次第また買わなくては、と思うほどである。
日本にはまだ出会ってない
極上の酒がまだまだあるようだ。
早く旅に出掛けられる日がきますように…